【共同通信杯】エフフォーリア3連勝 クラシックの新星誕生!無傷戴冠で皐月主役名乗り

デイリースポーツ

2021年02月15日(月) 06:03

 エフフォーリアの背中でド派手なガッツポーズを見せる横山武(撮影・三好信也)

 「共同通信杯・G3」(14日、東京)

 エピファネイア産駒の新星誕生だ。4番人気のエフフォーリアが好位から抜け出し、無傷3連勝で重賞初制覇を飾った。頼れる若武者・横山武とともに、胸を張ってクラシック1冠目へ向かう。ヴィクティファルス(7番人気)が、シャフリヤール(2番人気)とのたたき合いを制して2着を確保。1番人気のステラヴェローチェは5着に敗れた。

 静寂が横たわる東京競馬場に、勝利の雄たけびが響いた。22歳の若武者に導かれ、4番人気のエフフォーリアが重賞初挑戦初制覇。無傷3連勝でクラシックの新星誕生を告げた。横山武は「デビュー前から期待していた馬で3連勝することができた。思い入れがあったので(自然と)ガッツポーズが出ました」と会心の騎乗に満面の笑みを浮かべた。

 完璧なエスコートだった。前半5F61秒9のスローで流れた道中は3番手の絶好位を追走。「前走は掛かるところがあったけど、賢い馬なので今回はケンカすることなく運べました」。直線は鞍上の右ステッキに応えて瞬時に加速。最後は後続に2馬身半差をつける完勝を決め、ゴール後は主戦の右手が高々と挙がった。

 史上最年少22歳の若さで昨年の関東リーディングを奪取し、勢いに乗る東のホープは、20年フローラS(ウインマリリン)に続く重賞2勝目をゲット。「どの馬でも勝ちたいと思っているけど、こういう馬で勝てるとより一層うれしい。いいドラマがありますよね」。新馬戦からコンビを組む相棒とつかんだ勝利は格別。グッと喜びをかみしめた。

 鞍上を手放しで褒めたのは鹿戸師だ。「勉強熱心でガッツがあるジョッキー。きょうも気持ちのいい競馬をしてくれた」。この勝利で一躍、皐月賞(4月18日・中山)の主役候補へ名乗りを上げた。「この後はノーザンファーム天栄(福島)への放牧を挟み、直行になると思います」。さあ、クラシック本番へ-。勢いに乗った人馬がまっしぐらに突き進む。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す