【海外競馬】米国で種付け頭数の上限制導入を巡って大手繁殖牧場が訴訟を起こす

2021年02月24日(水) 19:56

 現地メディアは現地時間23日、米国ジョッキークラブが導入を検討中の、種牡馬の種付け頭数に上限を設ける制度に対して、ケンタッキー州の3つの大手繁殖牧場が訴訟を起こすことを伝えた。

 種付け頭数の上限設定は米国ジョッキークラブの間で2019年頃から検討されており、昨年5月の案では誕生年が2020年以降の種牡馬は繁殖牝馬に140頭を超えて種付けしてはならない、と発表されていた。

 上限を設ける背景には遺伝的多様性の減少があげられる。米国内で2007年に140頭以上種付けした種牡馬によって種付けされた繁殖牝馬は5894頭(全体の9.5%)だったが、2019年には7415頭(全体の27%)にまで増加している。

 今回訴訟を起こす牧場には昨年257頭に種付けしたUncle Moや、248頭に種付けしたInto Mischiefを所有する牧場も含まれており、頭数制限を行えば生産界に大きなダメージを与えるとして牧場側は反対の姿勢を貫いている。

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