【阪急杯 血統データ分析】昨年は人気薄のディープインパクト産駒が勝利

2021年02月25日(木) 14:53

阪急杯 種牡馬データ

 28日に阪神競馬場で行われる阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去10年で最多となる4回の馬券絡みがディープインパクト。3回でキングカメハメハダイワメジャーシンボリクリスエスが続き、2回がアドマイヤコジーンマンハッタンカフェFastnet Rockとなっている。

 ディープインパクト産駒は「2-1-1-8」。昨年は同産駒として唯一の出走となった伏兵ベストアクターが単勝22.3倍のオッズで勝利。過去にはミッキーアイルが15年2着、16年1着と2年連続で好走するほか、14年レッドオーヴァルも5人気3着と人気以上の走りを見せていた。今年はカツジダノンファンタジートラインベストアクターの4頭が出走予定。

 ダイワメジャー産駒は「2-0-1-9」。14年コパノリチャード、15年ダイワマッジョーレの2頭が勝ち馬として名を連ねるほか、産駒初出走となった13年にはオリービンが11人気3着とヒモ荒れを演出していた。今年はメイショウキョウジレシステンシアの2頭が出走予定。

 ステイゴールド産駒は「0-0-0-2」。出走した2頭の内訳は16年マイネルアウラート(9人気12着)と19年コウエイタケル(17人気12着)。今年は上位人気と目されるインディチャンプが出走を予定しており、改めて種牡馬としての真価を問われることになりそうだ。

 スクリーンヒーロー産駒は「0-0-0-1」。産駒初出走となった昨年はクリノガウディーが3人気7着と人気に応えられなかった。ただし、下級条件を含めたコース成績では、今回出走するメンバーの種牡馬のなかで勝率および連対率で最高値(出走頭数10頭未満除く)を記録している。今年はクリノガウディーが出走予定。

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