【高松宮記念 血統データ分析】苦戦が続くロードカナロア

2021年03月25日(木) 11:50

高松宮記念 種牡馬データ

 28日に中京競馬場で行われる高松宮記念(4歳上・GI・芝1200m)について血統・種牡馬別に検証していく。

 過去9年で最多となる5回の馬券絡みがアドマイヤムーン。4回でキングカメハメハが続き、3回がディープインパクトとなっている。

 アドマイヤムーン産駒は「2-2-1-5」。17年セイウンコウセイ、18年ファインニードルと2連覇を果たすほか、ハクサンムーン(13年3着、15年2着)がリピーターとして活躍。なお、今年で5年連続出走となるセイウンコウセイは19年に12人気2着と再度の好走で波乱を演出していた。

 ダイワメジャー産駒は「1-0-1-9」。不良馬場を味方に14年コパノリチャードが2着に3馬身差を付けて快勝するほか、18年ナックビーナスは10人気3着とヒモ荒れを演出しており、何かと記憶に残るような好走が多い。今年は上位人気と目されるレシステンシアほか、アストラエンブレムが出走予定。

 ロードカナロア産駒は「0-0-1-4」。昨年、4着に入線したダイアトニックが繰り上がりで3着になっているものの、まだ純粋に3着以内には好走できていない。また、2年連続で上位人気に推されたダノンスマッシュも19年4着、20年10着と苦戦が続く。今年で3年連続の出走となるダノンスマッシュは3度目の正直となるだろうか。

 ディープインパクト産駒は「0-2-1-8」。昨年は1200mに初出走ながらグランアレグリアが上がり3F最速となる末脚を駆使して3着(繰り上がりで2着)に入線。ほか、ミッキーアイルが2年連続で勝ち馬から0秒1差(15年3着、16年2着)に好走していた。今年はカツジサウンドキアラダノンファンタジーの3頭が出走予定。

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