【大阪杯】コントレイル“第2章”快幕だ グランアレグリア警戒も3冠馬の意地見せる

デイリースポーツ

2021年03月30日(火) 07:00

 G1・5勝目を見据えるコントレイル

 「大阪杯・G1」(4月4日、阪神)

 大注目の大阪春の陣。3冠馬コントレイル最優秀短距離馬グランアレグリア-交わるはずのなかった二つの“最強”が、桜舞う仁川で相まみえる。また、デビューから無傷5連勝中のレイパパレの存在もさらに興味をかき立てる。アーモンドアイが2020年の年末に引退し、空位となった頂点の椅子。さあ、最強を決めよう。

 「今年はG1しか使いません」。年頭に矢作師が放った“宣言”は明快だった。恐らく今春のコントレイルのローテは大阪杯宝塚記念の2戦。「この後は放牧予定。次まで間があくし、ここは目いっぱいでいい」。担当の金羅助手も“こん身の仕上げ”を施すべく、気合が入っている。

 激闘を繰り広げたジャパンC2着後は、鳥取県の大山ヒルズへ放牧。英気を養い、6日に栗東トレセンへ帰厩した。2週前に栗東坂路で4F50秒1の自己ベストをマーク。そして、1週前のCW3頭併せでは、6F78秒6の超抜時計で僚馬を圧倒してみせた。

 2週続けて騎乗した福永は「幅が出て体つきが変わってきた。動きも非常にいい」と好ジャッジ。昨秋は最後の1冠・菊花賞の3000メートルを見据えた調整だったが、21年は違う。「今回は二千なのでスピードも求められる。(1週前追い切りでは)前進気勢が出ている中でタメが利くのも確認できた」と順調な仕上げに目を細める。

 20年の最優秀短距離馬グランアレグリアとの初対決は興味津々。金羅助手も「あの末脚は相当。距離をこなせれば怖い」と警戒する。ただ、このカテゴリーでは、無敗の3冠馬としての意地がある。「休ませて背腰がしっかりしてきたし、休み明けの方がパフォーマンスがいい馬。条件も合うので、いいスタートが切れれば」。9冠馬アーモンドアイがターフを去った今、最強の座は誰にも譲れない。ここから“第2章”が幕を開ける。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す