【アンタレスS展望】スタミナが問われる一戦、注目はあの馬

2021年04月15日(木) 06:00

ロードブレスは距離短縮がプラスに働きそうだ(撮影:高橋正和)

 上半期の大一番・帝王賞に向けての出発点と位置づけられるレース。以前は京都の開幕週に行われていたが、12年にマイラーズCと入れ替わる形で阪神に移ってきた。直線に坂がある阪神に替わったことで、より底力が要求されるようになっている。

1.長い距離をこなすスタミナが問われる

 阪神に移動して以降の9年間の勝ち馬のうち、8頭は前走からの距離短縮だった。唯一の例外である15年のクリノスターオーにしても、その時点でダート1900m以上の重賞を2勝していた。長い距離での実績は勝ち負けのための必須に近い条件だ。

2.前走の4角位置に注目

 過去9年間の勝ち馬のうち8頭は前走の4角での位置が3番手以内だった。2着も9頭中7頭が前走4角3番手以内だった。昨年のウェスタールンドのような大外一気が決まることはまれで、基本的には前々で流れに乗れる馬が好走しやすい。

3.マーチSとの関連性は薄い

 間隔的にマーチSから臨戦してくる馬が少なくないが、レースの質が異なるのもあってか関連性は薄い。過去9年、前走マーチS組は[0-2-4-50]で複勝率10.7%しかなく、連対した2頭はマーチSで4・11着だった。

 ロードブレスは1800mより長い距離をこなすスタミナも持ち合わせてはいるが、実績からして距離短縮はプラス。また地方の重い馬場より中央の馬場の方が向いているだろう。58kgの斤量はカギとなるが、地力の抜けたメンバーがいないここなら勝ち負けに持ち込めて良いだろう。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す