【川崎・クラウンC】親子タッグで重賞制覇のジョエル 張田昴騎手「一緒に頑張っていきたい」

2021年04月22日(木) 10:43

親子で初の重賞制覇となったジョエル(撮影:高橋正和)

 21日、川崎競馬場で行われた第24回クラウンC(3歳・重賞・ダ1600m・1着賞金1500万円)は、中団でレースを進めた張田昂騎手騎乗の2番人気ジョエル(牡3、船橋・張田京厩舎)が、直線で外から各馬を差し切り、2着の1番人気ギガキング(牡3、船橋・稲益貴弘厩舎)に1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分41秒6(稍重)。

【張田昴騎手】
 スタートは良い馬なので、あとは馬のリズムを崩さないように心がけました。ギガキングよりも先に動こうと思っていたんですが、先に動かれてしまって。それでも、馬が頑張ってくれました。4角で前が並んでいたので、内を通れていい感じだなと思っていました。直線は末脚も良かったです。

(父の張田京調教師の重賞初勝利について)僕がプレゼントした、なんてことはないです。ずっと乗せていただいてありがたいです。距離が延びるともっといい馬ですので、一緒に頑張っていきたいと思います。

張田京調教師】
 最後まで気を抜けなかったです。スタートが良くて、逆に競馬を教えてくれるような感じの馬で、状態さえ良ければみっともないレースはしないと思っていました。末脚が良くて、そこは(見ていて)力が入りましたね。

(自身の重賞初制覇について)昂に先に重賞を勝たれてたのでね。ウチの馬で(昂の)最初の重賞は勝たせようなんて思ってたんですけど、もうJpnIまで勝ってますから。調教師として、初めて重賞を勝たせてもらって、本当にうれしいです。

 次走は順調ならもちろん、東京ダービーですね。ファンの皆さま、いつも応援ありがとうございます。また、この馬に携わっていただいた関係者の皆さまにも感謝しています。これからも応援よろしくお願いします。

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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