【川崎・スパーキングスプリント】1番人気に応えたカプリフレイバー 真島大輔騎手「短いところならもっともっと大きなところも狙える馬」

2021年06月16日(水) 17:41

記念すべき第1回目の優勝馬となったカプリフレイバー(撮影:高橋正和)

 15日、川崎競馬場で行われた第1回川崎スパーキングスプリント(4歳上・重賞・ダ900m・1着賞金1200万円)は、2番手でレースを進めた真島大輔騎手騎乗の1番人気カプリフレイバー(牡4、船橋・稲益貴弘厩舎)が、直線に入って抜け出し、2着の3番人気ダンディーヴォーグ(牡4、川崎・内田勝義厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは52秒4(良)。

真島大輔騎手
「久しぶりに乗せていただいて、すごく成長を感じました。体もすごく成長していましたし、しっかりしたなあというイメージでした。スタートにちょっと不安なところもあるんですけど、よく我慢してくれて、うまく切ってくれました。道中も上手に走ってくれて、スムーズな競馬ができました。(直線では)人間のほうは余裕がなかったんですけど、馬のほうは余裕があったみたいです。

 1回乗ったときは千二だったんですけど、900はちょっと短いのかなあというイメージもあったんですが、すごく器用にこなしてくれたので良かったです。これからの馬で、本当に楽しみな馬の一頭です。短いところならもっともっと大きなところも狙える馬なので、応援よろしくお願いします」

稲益貴弘調教師】
「いいレースだったと思います。この馬はもっと走ると思っているんですが、なかなか結果が出なかったので、今日の勝利は本当にうれしいです。(前々走の)船橋記念3着のとき千四も大丈夫じゃないかと思ったんですが、(前走のフジノウェーブ記念では)やはり長かったので、この馬は千二までと思ってここまで待機して調教を積んでいました。

 順調なら、次は習志野きらっとスプリント(S1)へ行きたいと思います。ゲートだけちょっと悪くなっていますけど、普段から従順な馬で、いいスピードを持っているので、故障させないようにやっていきたいと思います」

(取材:高橋正和、編集:netkeiba)

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