【マーメイドS】藤懸、重賞初制覇へ シャムロックヒルで今度こそ「勝ちたい」

2021年06月18日(金) 06:01

 調教から引き揚げてきた藤懸とシャムロックヒル(撮影・石湯恒介)

 「マーメイドS・G3」(20日、阪神)

 デビュー11年目の藤懸貴志騎手(28)=栗東・フリー=が、シャムロックヒルとのコンビで重賞初制覇に燃えている。自身の重賞最高着順は12年のマーメイドS2着(クリスマスキャロル)。ハンデ50キロを生かして見せ場をつくった。先月のオークスで16番人気馬を3着に導くなど上昇機運に乗る鞍上が、9年前と同じ斤量を背負うここで大輪を咲かせてみせるか。

 今でも時折、VTRを見返すという。騎手デビュー2年目の初夏。藤懸の重賞初トライは12年マーメイドSだった。相棒クリスマスキャロルと最後方から競馬を進め、直線は大外へ。とにかく無我夢中に追った。結果は勝ち馬グルヴェイグから2馬身差の2着。「いい脚で追い込んでくれましたね」。しかしながら、以降28回の重賞挑戦でこれが最高着順。“今度こそ”の思いを胸に、シャムロックヒルとのコンビで重賞初制覇を目指す。

 パートナーはくしくも9年前と同じ勝負服、そして同じハンデ50キロだ。20年も同馬主のリンディーホップで挑んだ(12着)が「うまく乗れませんでした」と唇をかむ。それでも、「体重の軽い騎手がアピールできるレース。求められた役割をしっかりと果たして、積極的に乗りたい」と強気のレース運びを示唆した。

 シャムロックヒルの半姉サラスが19年に当レースをV。血統的な後押しも大きい。レースではテン乗りになるが、「一番上のお姉ちゃん(ヴェイルオブクララ)にも乗ったことがあって、気性が激しかった。この馬も厩舎の方を何人も落としたと聞いていますし、動けるポテンシャルを持っているということなんでしょうね」と爆発力を秘めるDNAに期待も膨らむ。

 先月、G1初挑戦だったオークスで3着(ハギノピリナ)に入るなど、「今年が間違いなく節目」と充実した日々を過ごす28歳。「そろそろどこかで重賞を勝ちたいです」。渇望するタイトルをここで手にしたい。

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