【セレクトセール2021】2日間の売上は225億超!総売上、当歳セッションとも最高額更新

2021年07月13日(火) 19:45

4億1000万円で落札されたセルキスの2021(提供:日本競走馬協会)

 2日間にわたって開催される「セレクトセール2021」の2日目が13日、北海道苫小牧のノーザンホースパークで行われた。

 当歳セッションとなるこの日は230頭が上場され、213頭が落札。売上は109億2300万円(以下、金額は全て税抜で表記)で、過去最高額の97億8400万円(19年)を大幅に上回った。落札率は92.6%、1頭平均は5128万円。2日間の総売上は225億6100万円で、これも過去最高額205億1600万円(19年)を大きく凌ぐレコードとなった。

 1億円を超える高額落札馬は24頭(うち2億超え7頭)。その中でも最高落札額となったのが、「セルキスの2021」(牡、父キズナ)。「ホウオウ」の冠名で知られる小笹芳央氏が、4億1000万円で落札した。母セルキスは独GII勝ち馬。半兄に19年皐月賞2着、日本ダービー3着のヴェロックスがいる。

 2番目の高額馬は「ヤンキーローズの2021」(牡、父ロードカナロア)。冠名「ダノン」の(株)ダノックスが、3億7000万円で落札した。母ヤンキーローズは豪GI・2勝。半姉にあたるディープインパクト産駒ロムネヤ(デビュー前)は、19年の当歳セッションにて牝馬最高額の2億1000万円で落札されている。

 種牡馬引退により、今年の当歳が最終世代となるハーツクライの産駒にも注目が集まった。「ラヴズオンリーミーの2021」(牡、父ハーツクライ)は、3番目に高額の2億8000万円でABCマート創業者の三木正浩氏が落札。半兄に16年ドバイターフ覇者リアルスティール、半姉に今年のクイーンエリザベス2世CなどGI・2勝のラヴズオンリーユーがいる血統。

 ハーツクライ産駒は他に2頭上場され、「シーズアタイガーの2021」(牝、父ハーツクライ)は金子真人ホールディングス(株)に、「ラブリーベルナデットの2021」(牡、父ハーツクライ)はサイバーエージェント社長の藤田晋氏に、いずれも2億円で落札された。「シーズアタイガーの2021」は本日の牝馬最高額だった。

 楽しみな新種牡馬の産駒も多く上場した。17年の日本ダービーレイデオロの初年度産駒は、1億8000万円の「モルガナイトの2021」(牡、父レイデオロ)など億越えが5頭。他にも、19年の米国年度代表馬ブリックスアンドモルタルの初年度産駒「ランズエッジの2021」(牡、父ブリックスアンドモルタル)が1億500万円、16年有馬記念などGI・2勝サトノダイヤモンドの産駒「ポジティブマインドの2021」(牡、父サトノダイヤモンド)が1億8000万円で落札されている。

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