過去100年最大着差で愛オークス圧勝、スノーフォール次走はヨークシャーオークスへ

2021年07月18日(日) 13:22

スノーフォールを管理するA.オブライエン師(撮影:高橋正和、撮影日は2019年9月14日)

 前走のオークス(英G1)をレース史上最大・16馬身差で制したのに続き、17日の愛オークス(愛G1)も8.1/2馬身差の圧勝を飾ったスノーフォール(Snowfall)。今回の圧勝劇は、1905年に10馬身差で勝利したブレイクスタウン以来。すなわち過去100年あまりにおいては、愛オークスの最大着差となる。

 レース後にA.オブライエン調教師が語ったところによるとスノーフォールの次走は、8月19日にイギリスのヨーク競馬場で行われるヨークシャーオークス(3歳上牝・G1・芝2370m)へ。同レースは昨年、同じA.オブライエン厩舎のラブが制覇。2017年と2019年には歴史的名牝エネイブルが制している。

 A.オブライエン調教師と、鞍上のR.ムーア騎手は、スノーフォールを次のように評した。

A.オブライエン師「信じられないような血統の、信じられないような牝馬だ」

R.ムーア騎手「ハイクラスの牝馬で、素直で、自分のやるべきことをやった」

 スノーフォールは父ディープインパクト母ベストインザワールド、母の父Galileo。伯母に2016年の凱旋門賞馬ファウンドがいる血統。日本のノーザンファームの生産馬(欧州で生産者の基準となる母馬所有者はRoncon, Chelston Ire & Wynatt)。通算成績は10戦4勝。

(英競馬メディア『Racing Post』より)

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