ケイアイノーテック、豪移籍初戦はG1で僅差4着 直線一気の追い込み惜しくも及ばず

2021年08月21日(土) 18:50

 21日、オーストラリアのランドウィック競馬場でG1・ウィンクスステークス(3歳上・芝1400m・14頭立て)が行われた。

 道中は中団を進んだ5番人気モウンガ(Mo'unga、牡4、T.ベリー騎手)が直線で外から脚を伸ばし、好位から先に抜け出しを図った1番人気のG1・8勝馬ヴェリーエレガント(牝6、J.マクドナルド騎手)との追い比べを制し、0.24馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは1分22秒12(稍重)。

 0.31馬身差の3着は、最後方の大外から追い込んだ13番人気シーズアイディール(牝6、J.コレット騎手)。

 日本からの移籍初戦、7か月半ぶりの復帰戦を迎えた12番人気ケイアイノーテック(牡7、G.ボス騎手)は、シーズアイディールとともに後方の外から追い込んだがわずかに及ばず、0.37馬身差の4着だった。

 モウンガは父Savabeel(その父Zabeel)、母Chandelier、母の父O'Reillyという血統。オーストラリアのA.ニーシャム厩舎の管理馬。重賞は3走前のローズヒルギニーズ(豪G1)以来2勝目。通算成績は10戦5勝。

 ケイアイノーテックは父ディープインパクト母ケイアイガーベラ、母の父Smarty Jones。全兄に豪G1・3勝馬フィアースインパクト(Fierce Impact)がいる血統。同国のM.スミス厩舎の管理馬。JRAでは2018年のNHKマイルC(GI)を制した。

※馬齢は現地表記に基づく。着差は勝ち馬からのもの。

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