欧州クラシックの有力馬が電撃引退

2007年03月11日(日) 12:01

 昨年の愛フィーニクスS(愛G1)などに勝ち、今年の欧州クラシック戦線で有力視されていたホーリーローマンエンペラー Holy Roman Emperor(牡3、愛・A.オブライエン厩舎)が急遽引退し、愛・クールモアスタッドで種牡馬入りすることになった。

 今回の引退は、昨年の英2000ギニー(英G1)勝ち馬で、今年から種牡馬入りしたジョージワシントン George Washington(牡4、父デインヒル)の生殖能力に問題があることが判明し、同じ父を持つ同馬が代わりに種牡馬入りするという、馬主サイドの意向によるもの。ホーリーローマンエンペラーの馬体などに異常があるわけではなく、復帰に向けて順調に調教が進んでいた。同時に、ジョージワシントンの現役復帰も検討されている。

 ホーリーローマンエンペラーは、父デインヒル、母L'On Vite(その父Secretariat)という血統の愛国産馬。半兄に99年京都4歳特別(GIII)を制したビッグバイキング(父Theatrical)、伯父にL'Enjoleur(ローレルフューチュリティ-米G1)などがいる。

 昨年6月にデビューし、レイルウェイS(愛G2・芝6f)、愛フィーニクスS(愛G1・芝6f)、ジャンリュックラガルデール賞(仏G1・芝1400m)に勝利。今年のクラシック戦線ではテオフィロ Teofiloに続く2番手の評価を受けていた。通算成績7戦4勝(重賞3勝)。

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す