ハムダン殿下が築いた「シャドウェル」が規模を大幅に縮小

2021年09月20日(月) 11:30

短距離で活躍した“シャドウェル”のバターシュ(撮影:高橋正和)

 今年3月に亡くなったドバイの王族ハムダン・ビン・ラーシド・アール・マクトゥームが築いた競馬と生産の組織「シャドウェル」が、規模を大幅に縮小することになった。

 ハムダン殿下の逝去から3カ月後の今年6月、シャドウェルは令嬢のシェイカ・ヒッサが受け継ぐとの発表があり、9月にはマイル路線に出現した超新星のバーイード(牡3)がG1ムーランドロンシャン賞を制するなどの活躍を見せていた。

 だが、シェイカ・ヒッサを筆頭としたハムダン殿下の遺族は、組織を現在の規模で継続するのは困難と判断。所有する現役馬、繁殖牝馬、1歳馬の多くを、これから年末にかけて欧州各地で開催されるセリ市場において、売却する意向を固めた。

 また、シャドウェルは昨年のタタソールズ・オクトーバー1歳セールで、878万5350ギニーを投じて46頭の1歳馬を購入しているが、今年は購買がないか、あってもごく少数になる見通しである。

(文:合田直弘)

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