【オールカマー予想】連対率46%の人気牝馬に不安データ 安定感ある実績馬でも危険?/JRAレース展望

2021年09月25日(土) 08:05

GII、GIの重賞でも安定して上位に食い込む力があるウインマリリン。唯一の大敗が昨年の秋華賞で長期休み明けだった…(撮影:小金井邦祥)

 過去10年で社台グループ生産馬は[5-7-8-40]で、とくに過去4年ではいずれも1〜3着を独占しています。また昨年は牝馬がワンツー。過去10年で[3-3-0-7]と連対率46.2%の牝馬にも注目でしょう。

「人気馬を素直に信頼して良いかわからない」、穴をあけそうな人気薄の馬が知りたい」。そんな時に役立つのが、ケシウマの予想バイブル『パーフェクト消去法』です。過去10年のデータから導き出した消去法で、あなたの馬券検討をサポートします。

 先週の【残った馬】は、ローズSアンドヴァラナウトが4人気1着。さらにセントライト記念でも、アサマノイタズラが9人気1着、ソーヴァリアントが2人気2着となり、【残った馬】5頭での決着で馬連は10,210円の万馬券に! ケシウマの【残った馬】に、今週もご注目ください。

 ここでは、オールカマーの消去条件のうち「トレンドデータ」を無料公開します。

【条件:レース間隔中9週以上の非社台系牧場の生産馬(社台系クラブ馬は除く)】
※データは過去10年間を対象(14年の新潟開催時を含む)に、18年以降の近3回のデータを重視
実績:[0-0-0-10]
複勝率:0%
該当馬:ウインマリリンロザムール
過去の主な該当馬:20年クレッシェンドラヴ4人気4着、19年ウインブライト2人気9着、クレッシェンドラヴ5人気5着、18年ガンコ4人気7着

 社台グループの生産馬やクラブ馬の活躍が目立つレースだけに、非社台系の馬は少し割り引きが必要だ。とくに近年では、レース間隔が中9週以上の休み明けの馬でその差が開く印象。レース間隔中9週以上の非社台系馬は11〜16年で5勝2着2回3着1回だったのに対して(17年は不出走)、18年以降の近3年は[0-0-0-10]と苦戦している。しかもそのうち4頭が5番人気以内で馬券圏外だったのだ。

 上位人気が予想される牝馬のウインマリリンが消去データに該当しました。前々走では今回とおなじ中山の日経賞を制し、前走の天皇賞・春でも8人気5着に健闘しています。ただし過去2回の休み明け時には、同舞台のAJCCで6着、秋華賞で15着といずれも5人気で凡走。非社台系生産馬でもあり、過信は禁物でしょう。

 さらに、残りの条件は『パーフェクト消去法』にて公開中です。はたして今年も社台グループ生産馬なのか!? そのうち危ない馬は!? ケシウマの予想バイブルを、ぜひお役立てください。

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