【船橋・日本テレビ盃予想】JBCに向け一線級が集結 ダノンファラオの実力発揮に期待

2021年09月29日(水) 17:00

昨年のリベンジなるかダノンファラオ(撮影:高橋正和)

 9月29日(水)に船橋競馬場日本テレビ盃が行われる。“Road to JBC”に指定されており、1着馬にはJBCクラシックへの優先出走権が与えられることから毎年一線級のダート馬が集結する。

 今年の出走馬の中で本命に挙げるのはダノンファラオ。昨年はジャパンダートダービーを勝ってこの舞台に駒を進め2番人気に推されたが、スタートしてサルサディオーネアナザートゥルースらとともに先行してペースが速くなり、前々で競馬をした馬が総崩れとなり差し馬に有利な展開を作ってしまったことで敗因はハッキリしている。その後は浦和記念ダイオライト記念で重賞2勝を挙げているように、スムーズな競馬ができれば高いパフォーマンスを発揮する。今回はクリソベリルが怪我からの復帰初戦で全幅の信頼が置けないので、こちらから狙いたい。

 相手筆頭はクリソベリル。国内では昨年のチャンピオンズカップで4着に敗れたのを除いて無敗。3歳時にはジャパンダートダービーを勝ってGI初タイトルを獲得すると、古馬相手にチャンピオンズカップでも勝利してGI/JpnI・2勝目を挙げた。4歳になってからも帝王賞JBCクラシックでGI/JpnI連勝を果たしていて実績では群を抜いている。長期休養明けで久々の実戦でも、19年に勝利している舞台で初戦からアッサリ勝利してもおかしくない。

 ▲はメイショウダジン。前走3勝クラスの西日本スポーツ杯では好位からレースを進めると、直線で前にいた馬たちを捕らえて堂々のV。今回は重賞で相手は一気に上がるが、力を付けてきている今ならこのメンバーに入っても見劣りしない。

 △からは3頭を挙げたい。

 まず挙げたいのはノンコノユメ。休み明け初戦となった前走の帝王賞では、最後の直線で進路を外に切り替えて鋭い脚を使うとテーオーケインズの3馬身差の2着と好走。その走りから9歳でも衰えは感じられず、再度好勝負が期待できる。19年にこのレースで3着になっていることからも注目だ。

 また3走前に3勝クラスを勝ち上がりオープン入りを果たしたラストマンは、前走初めての重賞挑戦となったマーキュリーカップで掲示板を確保。まだまだ伸びしろが見込める4歳馬だけに2度目の重賞で前走以上も可能。

 穴で狙いたいのはサルサディオーネ。現在スパーキングレディーカップスパーキングサマーカップと重賞2連勝中。昨年はきつい展開となり9着に敗れたが、自分のペースで行ければ牡馬相手のダートグレードレースでも残り目はある。

 馬券はダノンファラオを軸に名前を挙げた5頭に3連複で流す。

(文=「勝馬」記者・豊岡加奈子)

◆船橋競馬特集ページでは船橋全レースの予想印を無料公開中!

◆船橋公式重賞ページには、様々な情報が盛りだくさん!データも活かして的中を狙おう!

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す