【京都大賞典】7歳ダンビュライトに衰えなし 半年ぶりも状態OK G2・3勝目狙う

デイリースポーツ

2021年10月06日(水) 06:00

 古豪健在を示したいダンビュライト(撮影・石湯恒介)

 「京都大賞典・G2」(10日、阪神)

 今週も音無勢が大舞台で躍動する。先週のスプリンターズSピクシーナイトで制覇。勢いに乗って臨む今週も、東西の重賞に管理馬を送り込む。阪神で行われる伝統のG2戦には、アリストテレスダンビュライトがスタンバイ。人気はピクシーナイトと同じ蛭田助手が担当するアリストテレスに譲るが、2019年の2着馬ダンビュライトも虎視たんたんと重賞3勝目を狙っている。

 人気薄だと侮るなかれ。3月の日経賞12着以来の実戦に臨むダンビュライトは、6カ月半ぶりとあってフレッシュかつ活気も十分。毛ヅヤ、馬体の張りと申し分ない状態だ。音無師は「放牧明けでリラックスしていていいな。レース当日にテンションを上げてしまうタイプでいつ走るか分からないけど、しっかりつくってきた。7歳だけど、衰えもない」と好気配を伝える。

 中間の攻め過程が、体調の良さを物語る。9月23日の栗東坂路での2週前追いでは、併せたモズスーパーフレア(6歳オープン)に遅れはしたものの、4F51秒1の好時計をマーク。同30日の1週前追いは同じく坂路で4F51秒8を刻み、併せたアサクサゲンキ(6歳障害オープン)に1馬身半先着した。「状態は問題ない。半年ぶりも関係ないよ」と師は太鼓判を押した。

 G1では17年皐月賞の3着が最高も、2勝を挙げるG2戦なら今回のメンバーでは実績上位の存在だ。18年天皇賞・秋で入場後に放馬して競走除外という苦い経験があるが、「G1で中から入ってダートコースを横切るのが駄目なんだろうね。G1以外だと外からサッと入れるから」と、課題の馬場入りも問題視はしていない。

 開幕週の馬場を味方につけ、持ち味の先行力発揮なら大駆けの可能性も十分。「使えるところに使っていく。一戦一戦が勝負やからな」と力を込めた指揮官。先週のスプリンターズSでは期待の3歳馬ピクシーナイトがG1初制覇を飾り、厩舎の勢いも十分。今週は7歳セン馬の伏兵が、新たなタイトルをもたらす。

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