【POG】レクセランスの全弟ルヴェルディは23日東京デビュー(美浦発)

デイリースポーツ

2021年10月09日(土) 11:05

次走は百日草特別を予定しているホウオウプレミア

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



 先週は昼、夜の解説ダブルヘッターでしたが、スプリンターズSは◎ピクシーナイトが快勝して的中。夜の凱旋門賞は単勝万馬券だったトルカータータッソの勝利で大ハズレとなってしまいました。JRAが凱旋門賞を売るようになってから、ドイツ血統の馬は比較的重い印を打ってきたのですが…。悔やまれます。

 日本馬ですがクロノジェネシスは、馬場はこなせた部類だと思っています。枠順を考慮してマーフィーJは思い切って外に行く作戦を取ったと思いますが、前に馬を置かないと掛かり気味になる面があるクロノジェネシスにとっては若干のロスにつながったように思われます。作戦自体はさすがの決断力ですし、称賛に値すると思います。

 ただ日本でこれまでやってきた競馬とは違う形を、しかも凱旋門賞という大舞台でチャレンジするのは馬にとっても難しかったかなとも思います。やはり凱旋門賞を勝つには自身の状態だけではなく、枠順や天候といった部分も味方に付けないといけないのだなと痛感しましたね。ディープボンドはスタートからグリップが利かなかったということで、こちらは馬場が敗因と考えて良さそう。2頭とも無事に帰国したと聞いていますし、順調に復帰戦を迎えてほしいです。



 さて今週のサウジアラビアRCは少数精鋭の戦いとなりました。コマンドライン(牡、国枝)、ステルナティーア(牝、岩戸)の人気2頭が力を見せつけるのか、それ以外の馬がクラシック戦線に名乗りを挙げるのか非常に興味深いレースになりそうですね。筆者は新潟での仕事になるので、画面からそのレースを見守りたいと思います。

 東京の新馬戦を勝った後、新潟2歳Sの予定を回避したアバンチュリエ(牡、大竹)はベゴニア賞(11月28日・東京、芝1600m)を目標に帰厩。先週の未勝利戦を勝ったロードカテドラル(牡、斎藤誠)も同レースを視野に入れて調整を進めるとのこと。札幌の未勝利戦を勝っていたアンビション(牡、大竹)は百日草特別(11月7日・東京、芝2000m)へ。こちらはホウオウプレミア(牡、奥村武)、レッドラディエンス(牡、藤沢和)、カメハメハタイム(牡、栗田徹)、オニャンコポン(牡、小島茂)も予定しています。

 全兄にOP馬レクセランスがいて、兄姉が全て勝ち上がっているルヴェルディ(牡、岩戸、父ディープインパクト母エクセレンス2)は23日の東京、芝2000mの新馬戦でデビューする予定。

 ジュエルラビシア(牝、藤沢和、父ディープインパクト母サファリミス)は30日の東京・芝1600mの新馬戦を目標に帰厩した。

 先週、中山の新馬戦(芝1800m)を勝ったダノンティアラ(牝、大竹)は放牧に出された。次走は未定。

 芙蓉Sを勝ったラーグルフ(牡、宗像)は東スポ杯2歳S(11月20日・東京、芝1800m)を視野に入れて調整されるとのこと。(馬三郎美浦支局・木村)

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