【エリザベス女王杯】レイパパレ 日本で脈々と血のバトンを繋いできた母系

2021年11月09日(火) 16:00

 レイパパレの血統表

 「エリザベス女王杯・G1」(14日、阪神)

 レイパパレの母系をたどると、歴史的ロマンを感じざるを得ない。11代母は小岩井農場の基礎輸入牝馬フロリースカップ。彼女から派生した一族が、日本で脈々と血のバトンを繋いできた。その末裔(まつえい)による大阪杯制覇は快挙と言っていいだろう。

 祖母は北海道浦河の“蠣”崎牧場が生産した“オイスター”チケット。その名に思い入れが感じられるが、母の“シェル”ズレイは高野師が松田国厩舎に在籍していたときに活躍していた。「目がギョロッとしているところは似ていますね。母は装鞍の際にかなり苦労しました(笑)。その点、娘の性格は随分とまろやかになりましたね」と懐かしむ。

 血の進化を“戦争”と表現する高野師。その渦中で奮闘するレイパパレの存在意義は大きい。「種馬はもちろん、繁殖牝馬の血の更新もいわば戦争です。輸入牝馬の子が続々と活躍しているこの時代に、明治時代から日本で脈々と受け継がれた血を持つこの馬がG1を勝ち切った。あの大阪杯には“生き抜く”という底力を感じましたね。現代競馬にも通用するという証明ができたことはうれしいです」。貝のように積み重ねてきた先代の厚い層をバックに、2つ目のタイトルを手に入れるか。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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