【デイリー杯2歳S】武豊&武幸師 ドグマで2週連続重賞Vへ 目が離せない兄弟タッグ

デイリースポーツ

2021年11月12日(金) 12:12

 タイトル獲りへ挑むドグマと武豊(撮影・石湯恒介)

 「デイリー杯2歳S・G2」(13日、阪神)

 ファンタジーSをウォーターナビレラで制した武豊騎手(52)=栗東・フリー=と武幸四郎調教師(43)=栗東=の兄弟タッグが、ドグマで2週連続重賞制覇を狙う。新種牡馬キタサンブラック産駒にとっても、重賞初Vが懸かる一戦。2歳馬の活躍が目立つ好調厩舎から、今週も目が離せない。

 今週も武豊武幸四郎厩舎のタッグに注目だ。デイリー杯2歳Sに出走するドグマで、先週のファンタジーS(ウォーターナビレラ)に続く、兄弟による2週連続重賞Vが期待される。「誰が乗っても勝ちたいし、兄が乗るからといって、特別なことができるわけでもないから」。武幸師は弟というよりも指揮官として冷静に語る。

 新馬勝ちはしたものの、前走の芙蓉Sは4着に敗れた。今回に向けて師は「調教の動きは今が一番いい。上手に走るし、阪神のマイルはいいんじゃないかな」と分析する。

 新種牡馬キタサンブラック産駒にとっても、重賞初制覇が懸かる一戦。武豊も主戦を務めた名馬の産駒だけに、「乗っていた馬(の子ども)なので楽しみですけどね。重賞を勝てればうれしい」と思いはひとしおだ。

 開業4年目を迎えた武幸師。厩舎の礎となったのが、調教師試験合格後に門をたたいた藤沢和厩舎での研修だ。「レイデオロソウルスターリングタワーオブロンドンらがいて、持ち乗りもさせてもらった。丸1年お世話になって、今のベースは先生に教わったこと」と振り返る。

 2歳馬が入厩してデビューするまで。名伯楽の下、その過程を学んだことは財産だという。「どれぐらい仕上げるとレースで走れるのか。足りないように、やり過ぎないように。調教師の判断が求められる。一番神経を使うのが新馬の仕上げ」。今年はここまでキャリアハイの33勝を挙げ、中でも7頭勝ち上がった2歳馬の活躍が目立つ。まさに“藤沢和イズム”だ。「チャンスはある」と、今週もタイトル獲りをうかがっている。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す