【POG】オニャンコポンはホープフルSでも楽しみ(美浦発)

デイリースポーツ

2021年11月13日(土) 13:08

百日草特別を制したオニャンコポン(右)

 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、木村拓人(美浦)と塩手智彦(栗東)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。



 POGとは直接関係のない話ですが、ブリーダーズC(以下BC)での日本馬の活躍に触れさせてください。今回はラジオNIKKEIさんのBC実況中継に解説として参加させていただいたのですが、正直BCディスタフをマルシュロレーヌが勝ってしまったのは驚きました。

 アメリカのダートG1、しかも牝馬の超一流がそろうレースを日本馬が勝つのは凱旋門賞を勝つよりもハードルが高いと思っていたので「これは、勝ちそうだ」となった時は興奮を抑え切れませんでした。

 もちろんBCフィリー&メアターフを制したラヴズオンリーユーも日本馬として初めてのBC制覇ですから、称賛しかないのですが、ディスタフ制覇はハードルを10個くらい飛ばして達成したような快挙だと思います。ペースがとんでもなく速く、特殊な流れになったことは間違いないですが、それを早めに先頭に立って押し切るのですから、ただただ驚くしかない走りを見せてくれました。

 BCを2勝した矢作厩舎の名前は世界に大きく広がったと思います。チーム矢作の皆さま本当におめでとうございました。

 さて7日に東京で行われた百日草特別オニャンコポン(牡、小島)が勝利。そのチャーミングな名前で注目されていた馬ですが、話題性だけではないことを示す内容だったと思います。「エイシンフラッシュ産駒は難しい気性の馬が多いようですが、今のところ我慢できていますね。この後はホープフルS(12月28日・中山、芝2000m)を目標に調整したいと思っています」と小島師。今後の走りも楽しみです。

 6日の東京芝1800m、未勝利戦を勝ったディープレイヤー(牡、大和田)は京都2歳S(27日・阪神、芝2000m)に出走予定。鞍上は幸。

 同日行われた東京芝2000mの新馬戦では、トーセンリョウ(牡、加藤征)がダノンギャラクシー(牡、国枝)との超高額馬対決に勝利。好位から危なげのないレースぶりを見せつけました。今後は未定でいったん放牧に出ました。2着のダノンギャラクシーもいったん放牧へ。次走は年明けになりそう。

 9月の新馬戦3着だったハープスターの子ライラスター(牡、木村)は28日の東京芝1600m未勝利戦で復帰予定。

 曽祖母にバレークイーンがおり、兄姉がほとんど勝ち上がっている堅実な血統のカーティアス(牡、萩原、父モーリス母エレガントマナー)は21日の東京芝2000m新馬戦に出走予定。鞍上は石川。(馬三郎美浦支局・木村)

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