12日(日)香港のシャティン競馬場で行われた香港マイル(G1)は、断然人気のゴールデンシックスティが楽々と連覇、16連勝を達成した。日本勢は逃げたサリオスが3着に粘り、インディチャンプ5着、ヴァンドギャルド6着、ダノンキングリーは8着だった。

レース後の関係者のコメントは以下の通り。

3着　サリオス(土明充生調教助手)
「コロナ禍にも関わらず招待していただき、香港ジョッキークラブはじめ関係者の皆様に感謝の気持ちで一杯です。初めての海外遠征でしたが、環境への慣れも早く、今日のレースでも力は出し切れたと感じています。最内枠ということで、レース前は積極的な競馬をという指示をしていました。直線では内側が荒れていたので、最後は馬場の良い大外に出してくれましたし、思っていた通りの競馬をしてくれました。馬もジョッキーも頑張ってくれたと思います」

(D．レーン騎手)
「この馬に騎乗できて光栄です。初の海外遠征でしたが、良い走りでした。全力を出し切れました。この遠征で成長しましたし、次回はもっと良くなると思います」

5着　インディチャンプ(音無秀孝調教師)
「もう少し上の着順を期待していましたが。でも、無事に最後まで走り切ることができました。クラブからの発表でご存知だと思いますが、このレースで引退となります。GIを2勝もしてくれた立派な馬です。長い間、頑張ってくれて本当にお疲れ様でした。応援ありがとうございました」

(C．スミヨン騎手)
「少し出遅れてしまったのが残念です。直線でもあまり伸びがありませんでした」

6着　ヴァンドギャルド(藤原英昭調教師)
「理想通りの完璧なレースをしてくれました。最後は世界との差が出ましたが、ジョッキーも上手く乗ってくれて、人馬ともに素晴らしいレースだったと思います」

8着　ダノンキングリー(萩原清調教師)
「負けてしまったことは残念です。敗因はわかりませんが、今後また分析していきたいと思います」

(JRA発表)