【有馬記念「見逃せない調教師」ベスト3】中山芝2500mで複勝回収率144% 世界の○○○は中山でも強かった!

2021年12月22日(水) 12:07

大駆けを期待してみたいパンサラッサ(撮影:井内利彰)

 有馬記念に管理馬を登録している16人の調教師のうち、2016年以降の中山芝2500mにおける勝利数、複勝率、複勝回収率をもとに抽出。有馬記念で馬券的にも「見逃せない調教師」とは?

 3位は須貝尚介調教師。集計期間内の中山芝2500mへの出走は4回のみだが、1勝3着1回の成績が残っている。出走回数の少なさは、それだけ中山芝2500mというトリッキーな舞台への適性を見極めていることの証左だろう。

 今年はステラヴェローチェが出走予定。三冠レースでは3着、3着、4着と善戦止まりだったが、ダービー、菊花賞ともにメンバー最速の上がりを記録しており、負けて強しの内容だった。バゴ産駒なので、タフさが求められるこの舞台は合っているはずだ。

 2位は手塚貴久調教師。集計期間内中山芝2500mで3勝。18回出走して8回馬券に絡んでいる。着外10回中6回が4着で、掲示板を外したのは僅か4回のみと安定感は抜群だ。19年有馬記念(フィエールマン・6番人気4着)、20年有馬記念(フィエールマン・2番人気3着)、21年日経賞(ウインマリリン・4番人気1着)と重賞で結果が出ている点も心強い。

 今年はアサマノイタズラが出走予定。セントライト記念を制し、スプリングSでも2着している中山巧者だ。菊花賞は最後方からの競馬でノーチャンスだった。近走は差しに構えているが、先行する脚も持っている。

 第1位に輝いたのは矢作芳人調教師。集計期間内に中山芝2500mで2勝を挙げ、複勝率は45.5%。複勝回収率は驚異の144%だ。この舞台では、19年有馬記念でのリスグラシューの圧勝劇が印象的だが、それ以外にも18年日経賞チェスナットコートで7番人気2着するなど、毎年のように波乱を演出している。

 今年はパンサラッサが出走予定。前走の福島記念は1000m通過57秒3というハイペースで飛ばし、そのまま圧巻の逃げ切り勝ち。逃げたら簡単には止まらない馬だけに、タイトルホルダーとの先手争いを制することができれば、見せ場以上の結果がありそうだ。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す