【フローラS予想】3歳牝馬達のオークス本番に向けた見逃せない1戦

2022年04月24日(日) 06:35

フローラSに出走予定のラスール(撮影:橋本健)

 2着以内馬にはオークスへの優先出走権が付与される重要なステップレース。一昨年はこのレースを制したウインマリリンが本番オークス2着。昨年は3着だったユーバーレーベンオークス制覇。過去10年でこのレースをステップオークスで連対を果たした馬が5頭もおり、本番に向けて見逃せない1戦だ。

 今年は15頭中12頭が1勝馬で難解だ。

 ◎ラスールはデビューから3戦連続1番人気で2勝。出遅れた上に、道中で力んだシンザン記念以外は負けておらず、東京コースは2戦2勝。祖母ジェノヴェファは欧州の長距離重賞勝ち馬で、半兄には6歳時に重賞2連勝を記録したシャケトラがいる血統。距離延長も味方にできそうだ。

 〇ルージュスティリアが新潟競馬場でのデビュー戦で破った相手はスターズオンアースだった。その後、体調を崩して思うようにレースを使えず、7か月ぶりの実戦となったチューリップ賞はゲートで立ち上がって大きく出遅れたが、最後までしっかりと脚を伸ばし、優勝馬ナミュールとともに最速の上りタイム33.9秒を記録して6着。休んでいる間もしっかりと乗り込まれながら体重を増やしてきたのは好感だ。祖母ワンデスタは欧州の長距離重賞2着のち、米国へ移籍して9〜10ハロンのG1を3勝。96年には米国芝牝馬チャンピオンに選ばれている、こちらも距離延長に不安もない。

 ▲パーソナルハイ桜花賞6着馬。芝2000mの未勝利戦を逃げ切り、赤松賞も逃げてスターズオンアースらを封じ込める2着。その後は脚質転向を図り、桜花賞では勝ち馬に0.2秒差まで迫っている。母はデルマーオークスの優勝馬で、キーンランド競馬場の芝12ハロンでレコード勝ちも記録している活躍牝馬。まだ奥がありそうな馬だ。

 新馬、特別を連勝中の△ルージュエヴァイユ、内回りコースのフィリーズレビューで4着まで追い上げた△マイシンフォニーと、フェアリーSは4角手前でジョッキーが立ち上がって確認するほどの不利があった△エリカヴィータと、アルメリア賞の内容が印象に残る△ホウオウバニラもマークが必要かもしれない。

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