21年の阪神牝馬S覇者デゼルが引退 左前肢浅屈腱炎のため

2022年05月19日(木) 21:14

2021年の阪神牝馬Sを勝利したデゼル(C)netkeiba.com

 2021年の阪神牝馬Sを優勝したデゼル(牝5、栗東・友道康夫厩舎)が、引退することとなった。左前肢の浅屈腱炎が確認され、範囲が広く競走馬としての復帰が極めて困難と診断されたため。

 デゼル父ディープインパクト母アヴニールセルタン、母の父Le Havreという血統。

 2020年3月に阪神競馬場の3歳未勝利戦でデビューし勝利。4歳で迎えた2戦目に3勝クラスを勝ち上がると、続く阪神牝馬Sを1番人気に応え勝利。その後は思うような走りができていなかったが、今年に入り愛知杯阪神牝馬Sを連続して3着に入り、復活の兆しを見せていた。通算成績は13戦4勝。

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