韋駄天Sで5着だったルッジェーロ(セ7、美浦・鹿戸雄一厩舎)は6月12日に函館競馬場で行われる函館スプリントS(3歳上・GIII・芝1200m)へ向かう。

　ルッジェーロは父キンシャサノキセキ、母シルヴァーカップ、母の父アルムタワケルという血統。

　2017年7月に新潟競馬場で行われた2歳新馬戦でデビューし、単勝1.8倍の支持に応え勝利。ダート初挑戦となった4戦目のカトレア賞(500万下)で好位抜け出しで2勝目を挙げ、翌年3月にはUAEダービーにも挑戦した。2020年4月の春風S(3勝クラス)を勝利しOP入りを果たすと、以降は芝とダートを問わず好走を続けた。前走の韋駄天S(OP)では初の直線競馬を経験し、道中最後方から上がり3F31.4秒の末脚を繰り出し5着となった。通算成績は35戦4勝。