◆ミッキーカプチーノ連勝を伸ばすか(15日・紺谷)

　ホープフルS(28日・中山)に登録しているミッキーカプチーノ(牡2歳、栗東・矢作)。デビューから2連勝と素質の高さを示している。間隔が詰まっているが、栗東坂路でしっかりと運動を消化しており、元気な様子だ。

◆バグラダス状態良好(15日・武山)

　今年の3月に開業した嘉藤厩舎だが、先週終了時点で既に16勝をマーク。馬房数12でこの勝ち星は特筆ものだ。「よく勝ちますね」と師に振ると「でき過ぎです。馬主様、スタッフ、貴重な情報を教えてくれる新聞社の方々、皆様のおかげです」と謙虚な姿勢を崩さない。日曜阪神11R・朝日杯FSに出走するバグラダス(牡2歳)で調教師として初めてのGI挑戦になる。「相変わらずいい状態。長距離輸送は克服済みで、どんな競馬でもできるタイプ。仮に馬場が荒れても対応できます。この相手でどこまでやれるか楽しみです」と話した。

◆ジェモロジーは放牧へ(15日・赤木)

　先週の中京芝2000mの未勝利戦で5馬身差Vを決めたジェモロジー(牝2歳、栗東・橋口)は、いったん放牧へ。勝ちっぷりが良かっただけに、クラスが上がっても楽しみだ。

◆トゥルース初戦から期待(15日・常木)

　日曜中山5R(芝1600m)でデビューを迎えるトゥルース(牡2歳、美浦・斎藤誠、父ジャスタウェイ、母サーキットレディ)に師が好感触。「除外で1週延びたが、その分、追えたし、動きもいい。自ら進んで行くようなタイプで、いいスピードがある。条件も合うし、初戦から楽しみ」と期待を込めた。

◆バルバフォルテ動き好印象(15日・石渡)

　バルバフォルテ(牝2歳、美浦・田村、父ハービンジャー、母セウアズール)が美浦へ入厩。本日、坂路で4F54秒1-39秒9-12秒7を計時。これが2本目の追い切りだが、柔らかみのあるフットワークは好印象。今後の動向に注目したい。

◆ディアマンテブルー雰囲気良化(15日・森元)

　2頭の重賞勝ち馬、ブラックホール、ライラックの異父弟ディアマンテブルー(牡2歳、美浦・相沢)が、美浦Wで5F68秒4-11秒8(仕掛け)をマーク。実戦を経験したことで動きにメリハリが出て、雰囲気もだいぶ良くなっている。2戦目で変わってきそうだ。

◆アヴァンタージュ気配上昇(15日・竹村)

　アヴァンタージュ(牡2歳、栗東・矢作、父エピファネイア、母チェルシーガール)がこの日、栗東CWで追い切りを行った。テンから意欲的に運びながら、ラストまで粘り強い伸びを発揮して6F82秒9-12秒1をマーク。先週も素軽い動きを見せていたが、追うごとに力強さが増し、着実に気配は上向いている。サンデーサイレンス、サドラーズウェルズの4×3のクロスを持っており、どんな成長を見せるのか大いに注目したい。
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