【きさらぎ賞】ディープ産駒6勝目なるか 最終世代のオープンファイアが参戦

2023年01月30日(月) 15:28

デビュー戦で鮮やかな差し切りを決めたオープンファイア(ユーザー提供:みゅーがさん)

 ディープインパクト産駒の最終世代となるオープンファイア(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)が、きさらぎ賞(3歳、GIII、中京芝2000m)で重賞初制覇を狙う。

 ディープ産駒を抜きには語れないレースだ。ファーストクロップが3歳となった11年以降の12回のうち、昨年を除く11回に産駒を送り込み、[5-7-4-12]の勝率18%、複勝率57%。13年を除く10回で、少なくとも1頭が馬券に絡んでいるので、“ディープ産駒を買わずして、きさらぎ賞は当てられない”といっても過言ではない。

 オープンファイアは21年セレクトセール当歳で3億円(税抜き)で取り引きされた血統馬。昨年9月、今回と同じ中京芝2000mの新馬でデビュー。残り200mの時点でも先頭とは5〜6馬身の差があったが、桁違いの瞬発力を発揮して差し切りを決めた。続く前走のアイビーSは3着に終わったが、上がり3Fはメンバー中で断トツの33秒3。500kgを超える大型馬らしく、まだまだ完成途上だったので、悲観する内容ではなかった。そこからリフレッシュを挟み、今回が3カ月半ぶりの実戦。クラシックを前に真価を問われるレースとなる。

 このレースを制し、多くのディープ産駒がスターダムに駆け上がった。11年の覇者トーセンラーは同年の菊花賞で3着となり、13年にマイルCSを制覇。16年の勝ち馬サトノダイヤモンドは同年の菊花賞有馬記念を制し、最優秀3歳牡馬に選ばれた。オープンファイアも偉大な先輩に続く勝利を手にして、春の大舞台に向かいたい。

ディープインパクト産駒きさらぎ賞V】
・11年トーセンラー
・12年ワールドエース
・14年トーセンスターダム
・16年サトノダイヤモンド
・19年ダノンチェイサー

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