【川崎記念予想】チャンピオンディスタンスで行われる大一番 地元のライトウォーリアも怖い存在

2023年01月31日(火) 17:00

ライトウォーリアの走りにも注目だ(撮影:高橋正和)

 第72回川崎記念・JpnIが2月1日、川崎競馬場の2100mで10頭(JRA6、南関東4)で行われる。川崎のチャンピオンディスタンスで行われる大一番とあって実力派が集結したが、過去10年で1番人気馬が馬券圏内を外した例はなく、ここは人気馬から手堅く流すのが良さそうだ。

 そうなると、中心はテーオーケインズからとなりそう。前走のチャンピオンCは4着と1番人気を裏切ったとはいえ、出遅れて0秒3差まで挽回したのは力がある証拠だ。ややムラな面があるのは否定できないが、21年に帝王賞チャンピオンズCを制し、昨年はJBCクラシックをVと能力上位は明らかだ。また、初の川崎参戦だが、小回り向きの機動力、直線でのしまいの良さを考えるとコース相性は良さそうだ。

 ウシュバテソーロは昨年の春にオープンに昇格すると、あれよあれよという間に出世し、3連勝で東京大賞典を制覇。レース後、高木登調教師が「ダートでは底を見せてない」と話したように、メキメキと力をつけている。前走時523kgの大型馬で、あまり器用とは言えないタイプだけに、小回りコースをこなせるかがカギだが、素質の高さに疑いの余地はない。

 前走の名古屋グランプリをレコードタイムで制したペイシャエス。気性面のもろさはあるが、絶対的なスピード能力は魅力だ。ジャパンダートダービーで2着と、南関馬場の適性は証明済み。若手実力派の菅原明とのコンビで、初のJpnI制覇を狙う。

 地元川崎からはライトウォーリアが参戦。元JRAオープンの実力を発揮し、転入2戦目から重賞連勝。前走の東京大賞典も5着に食い込んだ。相手なりで大崩れしないタイプで、長めの距離は対応可能。外枠も2100mで10頭立ての少頭数なら気にならない。すんなり先行が叶えば、怖い存在だ。

 フォルベルールは昨年3月にC1格付けを突破すると、アッいう間にオープン入り。久保秀調教師は、「今回は相手が強い」としながらも、「体重が増えて、力強くなっている」と成長の手応えを感じている。大崩れするタイプではなく、自分のリズムで運べれば、中央馬相手も好勝負の可能性を秘める。

(文:スポーツ報知記者・志賀浩子)

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