【東京新聞杯予想】人気馬よりも持続力優れたタフな馬に注目を

2023年02月05日(日) 06:35

東京新聞杯に出走予定のウインカーネリアン(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

 内ラチから9mほど外側に仮柵を置くDコースで行われるマイル戦。過去10年間で1、2番人気馬はあわせて【2-1-4-13】と人気を裏切る傾向が強い。コーナーの緩いコースで行われる関係もあって、マイル戦とはいえ瞬発力勝負にはなりにくい。どちらかと言えば持続力に優れたタフな馬向きのレースになりやすい。

 ◎ウインカーネリアンは昨年のサマーマイルシリーズ優勝馬。米子Sではカイザーミノルを、関屋記念ではシュリダノンザキッドピースワンパラディを封じ込めている。マイルチャンピオンシップはスローペースからの瞬発力勝負になって切れ負けしたが、今回のレースではこの馬の先行力は大きな武器になりそうだ。

 〇ピンハイチューリップ賞2着で桜花賞5着。オークス4着には驚かされた。3勝クラスを勝って挑んだエリザベス女王杯はポジションを取りに行ったことで力尽きたような印象だが、秋を迎えても420kgに満たない体ながら、明け4歳世代の牝馬の中では上位にランクされる1頭と評価している。

 ▲ジャスティンカフェは昨秋の毎日王冠2着馬。鋭い決め脚の持ち主で、最後の直線でスムーズな競馬ができなかったマイルチャンピオンシップでも勝ち馬から0.4秒差と力のあるところを示した。全4勝を1600mで記録しており、うち3勝が左回り。前が崩れるような展開になれば最も怖い1頭だ。

 △ナミュールチューリップ賞優勝で、馬体重減に悩まされながらも桜花賞1番人気、オークス3着。人気になった桜花賞は10着とは言え、勝ち馬からは0.3秒差だった。秋を迎えて大きく体重を増やして秋華賞2着、エリザベス女王杯5着。この時は不利もあった。世代トップクラスであることは間違いない。56kgでも侮れない存在だ。

 京都金杯2着から挑む△エアロロノア、休み明けを1度使われた△インダストリアシンザン記念に勝ちNHKマイルC2着△マテンロウオリオンなど伏兵多数で難解な1戦だ。

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