【ドバイ・シーマC】小島太元調教師、イクイノックスはレベルが違う 位置取りは自分のリズムで運んだ結果

スポーツ報知

2023年03月27日(月) 06:40

海外初挑戦で楽々と勝利を収めたイクイノックス

◆ドバイ・シーマクラシック・G1(3月25日、メイダン競馬場、芝2410メートル)

 野球の次は競馬が世界一だ! ドバイワールドカップデー(25日、メイダン)に出走した日本馬が、侍ジャパンのWBC優勝にも劣らぬ快挙を成し遂げた。昨年の年度代表馬イクイノックスは最後まで楽な手応えでシーマクラシック・G1をレコード勝ちし、世界に大きな衝撃を与えた。

 イクイノックスは、ちょっとレベルが違っていた。ハナを切るとは思っていなかったが、鞍上が出していったわけではないし、自分のリズムで運んだ結果の位置取り。何よりルメール騎手が自信を持って乗っていた。直線は気を抜かないように肩ムチは入れていたが、ノーステッキであの着差。この馬がクラシックを走っていた頃はまだ緩さがあった。古馬になってよくなるとは思っていたが、想像以上に、どんどん強くなっている。フランスのロンシャンは良馬場なら日本馬でも十分に対応できる競馬場。凱旋門賞への挑戦が決まればチャンスは十分にあるだろう。

 ただ、毎年のように道悪になって日本勢がはね返されてきた歴史があるのも事実。現時点でイクイノックスの馬場への対応力は未知数だ。そういう意味でウシュバテソーロの挑戦は面白いかもしれない。ドバイ・ワールドCは3角からずっと外を回し、追って追って勝ち切るのだから強いの一言。川田騎手の騎乗ぶりも褒めるべきだが、久しぶりにすごいレースを見た。(スポーツ報知評論家)

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す