牝馬3冠の第2ラウンド「第84回オークス」(21日、東京)の最終追い切りが17日、東西トレセンで行われた。桜花賞馬リバティアイランドは主戦・川田将雅(37)を背に栗東CWコースでラスト200メートル10秒8と異次元の切れを披露。昨年スターズオンアースに続く史上17頭目の牝馬クラシック2冠へ、万全の仕上がりをアピールした。同レースは18日に出走馬と枠順が確定する。

　【川田に聞く】

　――桜花賞から変化した点があれば。

　「中間にスイッチが入り過ぎていると聞いていましたが、先週も穏やかに追い切りができていました。精神状態もいい雰囲気になってきています」

　――桜花賞ではジョッキーカメラの映像が公開されました。

　「反響があって、多くの方に楽しんでいただけるコンテンツになりました。とてもありがたく思っています」

　――牝馬3冠の期待も高まります。

　「楽しみを持ってもらえる馬。まずはオークスへ準備をしてきたので、ここを無事に走りきってほしいです」

　――意気込みを。

　「お客さまがつくってくれている雰囲気は素晴らしいものがあるのでファンの方へお願いがあります。繊細な3歳牝馬なので、以前のようにゲートが開くまで声援は我慢していただければ。ゲートが開いてから全力で盛り上げていただければと願っています」