05年かきつばた記念(交流GIII)などに勝ったヨシノイチバンボシ(牡6、北海道・桑原義光厩舎)が、1日付で地方競馬の競走馬登録を抹消したことがわかった。今後については未定。

　ヨシノイチバンボシは、父トーヨーリファール、母が98年東海クイーンC(名古屋)を制したスバルマドンナ(その父シェイディハイツ)という血統。03年7月に名古屋でデビューし、同年の全日本2歳優駿(交流GI)でアドマイヤホープの3着に好走。04年岐阜金賞(笠松)で重賞初制覇し、さらに05年かきつばた記念ではノボトゥルー以下を破り交流重賞制覇を果たした。その他にも05年、06年マイル争覇(名古屋)、05年名港盃(名古屋)、05年姫山菊花賞(園田)などの重賞を勝ったが、06年黒船賞(交流GIII)10着以来戦列を離れ、愛知・錦見勇夫厩舎から北海道に移籍していた。なお、移籍後は出走していなかった。通算成績31戦11勝(うちJRA8戦0勝、重賞6勝)。