ジャパンダートダービー、テスタマッタが3強を完封

2009年07月08日(水) 20:10

 8日、大井競馬場で行われた第11回ジャパンダートダービー(3歳、交流GI・ダート2000m、1着賞金5000万円)は、岩田康誠騎手騎乗の4番人気テスタマッタ(牡3、栗東・村山明厩舎)が、道中は中団のインコースを追走。直線に向いて馬群の間から抜け出すと、2番人気シルクメビウスに2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは2分04秒5(稍重)。さらに4馬身差の3着には逃げた3番人気ゴールデンチケットが入り、1番人気スーニは6着に敗れている。

 勝ったテスタマッタは、父Tapit、母Difficult(その父Concern)という血統の米国産馬。昨年のバレッツマーチセレクトセールにて6万ドルで落札されている。

 昨年10月のデビュー戦(京都・芝1600m)を制し、その後は芝で敗戦が続いていたが、初ダートとなった3歳500万下(東京・ダート1400m)で2勝目。続く前走の出石特別(1000万下、阪神・ダート1200m)では初の古馬相手ながら直線一気の快勝劇で2連勝をマークしていた。通算成績8戦4勝(うち地方1戦1勝、重賞1勝)。

 鞍上の岩田康誠騎手ジャパンダートダービー初制覇。管理する村山明調教師はこれが中央・地方を通じた重賞初制覇となった。

【岩田騎手のコメント】
「自分でもビックリしました。距離に不安もありましたが、落ち着かせて返し馬をすることを心がけて乗りました。思った以上の瞬発力を発揮してくれて、はまりましたね。これからもテスタマッタを応援してください」

【村山調教師のコメント】
「まぐれみたいでビックリしています。本当は日本ダービーを使いたかったのですが、勝ち上がれず…ダートに路線変更しました。距離については、エリカ賞を使っていたこともあるので、折り合いさえつけば大丈夫だと思いました。返し馬でいつも行きたがるので、そこでいかに落ち着かせることができるかがポイントでしたね。直線は岩田騎手がうまく乗ってくれて、抜け出してからは安心して見ていられました。開業初勝利もこの馬でしたし、牧場から見てきたというのもあって、とても嬉しい。次は距離に幅が出たので、武蔵野SからジャパンCダートに向かいたいですが、そこはオーナーと相談します」

※重賞の格付けは当面、従来の表記を使用致します。

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