ウオッカが史上29頭目の顕彰馬に

2011年05月09日(月) 14:20

史上29頭目の競馬殿堂入りを果たしたウオッカ(写真は07年日本ダービー制覇時、撮影:下野 雄規)

 JRAは9日、平成23年度顕彰馬選定記者投票の結果、07年日本ダービー、09年ジャパンCなど史上最多タイとなるJRAGI・7勝を挙げたウオッカ(牝7)が選定されたと発表した。

 今回の選定対象馬は1990年4月1日から2010年3月31日の間に競走馬登録を抹消した馬。投票者数(186名)の4分の3以上(140票以上)の選定基準を満たす157票(得票率84.4%)を獲得し、08年のディープインパクト以来となる史上29頭目、牝馬では4頭目の顕彰馬となった。

 ウオッカ父タニノギムレット母タニノシスター(その父ルション)という血統。64年ぶりの牝馬による日本ダービー制覇や08・09年安田記念(GI)連覇など牡馬相手に互角以上の走りを続け、08・09年のJRA年度代表馬にも選出された。通算成績26戦10勝(うち海外4戦0勝、重賞8勝)。

 現役引退後はアイルランドのアガカーンスタッドにて繁殖牝馬として繋養されており、現地時間2日に初子の牡馬(父シーザスターズ)が誕生している。

【谷水雄三オーナーのコメント】
「たいへん光栄に思います。これまで応援してくださったファンの皆様、また関係者の皆様に心より御礼いたします。5月2日(月)には、アイルランドでシーザスターズの牡馬を無事出産し二重の喜びとなりました。タニノギムレットウオッカに続き子供たちも素晴らしい活躍をしてくれるよう、今後も見守ってまいりたいと存じます」

【角居勝彦調教師のコメント】
年度代表馬にも選出していただきましたが、競馬史に名を残し語り継がれていく“顕彰馬”に選出していただき嬉しく思います。また、管理した調教師として大変光栄なことだと感じております。牝馬でありながら顕彰馬に選ばれたことは本当に偉大なことだと思います。これからも頑張って顕彰馬に選出されるような馬作りに努めたいと思います」

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