名種牡馬ロイヤルスキー死亡

2004年05月02日(日) 14:56

 30日、那須種馬場で繋養されていたロイヤルスキー(牡30、父Raja Baba)が30日老衰のため死亡していたことが判明した。

 同馬は、父が80年の北米リーディングサイアーにもなったRaja Baba、母Coz O'Nijinsky(その父Involvement)という血統。母の名の通り、英三冠馬Nijinskyの近親で、牝系にはアレミロード(本邦輸入種牡馬)などもいる。現役時代は、ローレル・フューチェリティ(米G1、ダート8.5f)、レムゼン(米G2、ダート9f)、ヘリテッジS(米G3・ダート8.5f)などを制していた。通算成績14戦8勝。

 種牡馬として78年から米国、80年から日本で供用され、代表的な産駒としては、90年桜花賞(G1)を制しオークス(G1)2着のアグネスフローラ(牝17、母アグネスレディー)、83年のエイコーンS(米G1)を制したスキーゴーグル Ski Goggle、86年クイーンS(G3)を制し同年エリザベス女王杯(G1)3着のロイヤルシルキー(牝21、母モミジ)、85年朝日チャレンジCを制したワカオライデン(牡23、母オキワカ)、85年オールカマーを制したアサカサイレント(牡22、母サイレントペイント)などが出ている。03年に種牡馬を引退。後継種牡馬にはワカオライデンがおり、95年4歳牝馬特別(G2)を制したライデンリーダーや、トミケンライデン(全日本サラブレッドC)など地方で多くの活躍馬を輩出。

 母の父としても優秀で、繁殖牝馬となったアグネスフローラからは00年ダービー馬アグネスフライト、01年皐月賞アグネスタキオンが出たほか、スキーゴーグルの仔スキーパラダイス(父Lyphard、ムーランドロンシャン賞)、エアジハード(父サクラユタカオー安田記念)、ジョウテンブレーヴ(父ダンシングブレーヴマイラーズC)、マイネルブリッジ(父ルション、NHK杯)など多くの活躍馬を出している。

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