11日、荒尾競馬場で行われたりんどう賞(一般・ダート1500m・1着賞金30万円)に、デビュー4戦目から24連勝中のキサスキサスキサス(牝6、荒尾・伊豆嘉一厩舎・吉田隆二騎手騎乗)が出走。道中3番手から4角で早めに先頭に立ったものの、中団から追い上げた2番人気テイエムウラノスに交わされて、3馬身差の2着に敗退。単勝1.0倍と圧倒的な支持を集めたものの25連勝はならなかった。勝ちタイムは1分37秒4(良)。3着に4番人気キョウワシンズイ。

　キサスキサスキサスは、父シアトルダンサーII、母アビームバンブー(その父モーニングフローリック)という血統。02年4月のデビュー戦を3着、2戦目で初勝利。3戦目の2着を挟んで、02年6月の4戦目から前走の03年11月フェニックス特別まで24連勝(全て1番人気)を続けていた。通算成績は28戦25勝。この日のレースでは、同馬の出走を記念し、単勝馬券に馬名と騎乗騎手名が印字されている。

　　なお、日本の競走馬連勝記録(平地)は、ドージマファイター(牡12、父ペンシルプッシャー)が96年2月〜00年11月に記録した29連勝。