牧場で十分に乗り込み、帰厩してからの初追い切りで、いきなり度肝を抜く動きを見せてきた。体全体を使った大きな走りで、それほどスピードを感じさせないが、それでいて65.0-37.2秒。牝馬とは思えない迫力満点の走りは圧巻のひと言、1週前の時点で九分どおり仕上がっている。久々のG1で見せ場を作ったように、完全に素質は抜けた存在。この後も無事に行けば、間違いなく重賞戦線で活躍できる馬。普通に走るだけで勝つ。