新潟2歳S、マイネルレコルト快勝

2004年09月05日(日) 15:39

 5日、新潟競馬場で行われた新潟2歳S(G3・芝1600m)は、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気マイネルレコルト(牡2、美浦・堀井雅広厩舎)が、中団待機策から直線半ばで先頭に立つと、内から伸びた3番人気ショウナンパントルに1.1/2馬身差をつけて快勝した。勝ちタイムは1分34秒8(良)。さらに1馬身差の3着は好位追走の8番人気スムースバリトン。2番人気に支持されたインティライミは、スタートで大きく出遅れ直線大外から追い込むも6着に敗れた。

 勝ったマイネルレコルトは、父チーフベアハート母ミヤギミノル(その父タイテエム)という血統。半兄には96年かえで賞(2歳・500万下)など通算2勝を挙げたマイネルギャラント(牡10、ニホンピロウイナー)、近親には01年中山金杯(G3)を制したカリスマサンオペラ(牝7、父オペラハウス)がいる。

 マイネルレコルトは、6月20日のデビュー戦(福島・芝1200m)を1番人気に応えレコード勝ち。続くダリア賞(OP)も制し、3連勝で重賞初制覇を飾った。新馬戦−ダリア賞新潟2歳Sの3連勝は、昨年のダイワバンディット(牡3、美浦・増沢末夫厩舎)に続き2頭目。チーフベアハート産駒は、03年京都新聞杯(G2)を制したマーブルチーフ(牡4、栗東・田所清広厩舎)に続き、JRA重賞2勝目。鞍上の後藤浩輝騎手は、メイショウオスカル(牝3、栗東・安達昭夫厩舎)で制したフローラS(G2)に続き、JRA重賞今年3勝目。通算では23勝目。管理する堀井雅広調教師は、後藤浩輝騎手騎乗のマイネルモルゲン(牡4)で制したダービー卿CT(G3)に続き、JRA重賞今年2勝目。通算では7勝目。後藤浩輝騎手、堀井雅広調教師ともに、同レース初制覇。

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