2週連続GI制覇へ!マジェスティバイオ田中剛調教師インタビュー/美浦トレセンニュース

2012年12月20日(木) 19:57

障害GI3連勝をかけて中山大障害に挑むマジェスティバイオ(撮影:佐々木祥恵)

 土曜日に中山競馬場で行われる、中山大障害(GI・芝4100m)に出走予定のマジェスティバイオ(牡5・田中剛厩舎)、マイネルネオス(牡9・田中剛厩舎)について、陣営に話を聞いた。

マジェスティバイオマイネルネオスについて田中剛調教師。
マジェスティバイオは、2走前の東京ハイジャンプ(GII・芝3110m・9着)は、久々でもありましたし、東京の速いペースに戸惑ってしまったようですね。レース中に落鉄もしていて、それも影響したのかもしれません。それだけに、前走のイルミネーションJS(OP・芝3570m)は、勝つことができてホッとしました。ここにきて、すごく良い筋肉がついていて良くなっていますし、前走の流れそのままに、大障害に向かっていけると思います。中間の調整も順調ですし、最終追い切りも無事に終えることができました。実績からも勝って当然のレースですが、まずは無事に飛んできてほしいですね。

マイネルネオスは、今回が長期休養明けの一戦となりますので、普段から長めの距離を乗るようにして調整をしてきました。休み明けで、いきなり4100mはきつい気もしますが、大きなレースを勝っている馬ですし、状態面を見ても、出走態勢は整っていると思います。

障害レースは、何が起こるかわかりませんので、緊張してしまいますね。2頭走っていると、どちらを見ていいのか…という感じですね。勝とうという気持ちを持ってレースに臨んで、落馬をした経験も僕はありましたからね。とにかくアクシデントなく2頭とも無事に飛んできてほしいですね。

夏場は厩舎も元気がなかったですが、先週は朝日杯FS(GI・芝1600m)をロゴタイプで勝たせてもらいましたし、これからも真面目にしっかり頑張っていきたいと思います」

マジェスティバイオ担当の大熊厩務員。
東京ハイジャンプで9着になった後は、立て直せるだろうかと不安もありました。けれども、前走のイルミネーションJSよりも良くなっていますよ。覇気が出てきましたし、動きにも素軽さが出てきました。性格は、相変わらず大人しくて扱いやすい馬ですね」
。(取材・写真:佐々木祥恵)

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