新星リキアイクロフネら、中山グランドJ直前情報/美浦トレセンニュース

2013年04月10日(水) 17:35

障害界の新星リキアイクロフネ、初GI・中山グランドジャンプに挑む(撮影:佐々木祥恵)

 4月13日(日)に中山競馬場で行われる中山グランドジャンプ(JGI・芝4250m)に、リキアイクロフネ(牡6)、ビービースカット(牡6)、マイネルネオス(牡10)の3頭を出走させる田中剛調教師に話を聞いた。

リキアイクロフネについて。
「前走のペガサスジャンプS(障害4歳以上OP・芝3350m)は、強い勝ち方だっと思います。阿部調教師が引退されて、ウチの厩舎に来て1か月ほどでレースに使いました。転厩馬ということで、厩舎スタッフと一丸となり、手探りで調教をしてきて勝たせてもらいましたので、本当に阿部先生には申し訳ないという気持ちがありました。3コーナーから馬也で上がっていって、さらに仕掛けるのを待っていたくらいでしたからね。楽勝でしたし、本当に強いレースをしてくれましたし、この次は中山グランドジャンプに行くしかないだろうということになりました。

この中間の状態も変わらず良いですね。あとは距離が延びることと、障害が年2回しか使わない大竹柵と赤レンガがありますので、そこがポイントとなりそうです。飛越自体は心配のない馬ですが、障害馬としてまだキャリアが浅いので、今回はまず無事に飛んできてくれて、前回と同様に最後の脚を使えるかどうかということになると思います。まだ底を見せていませんので、今回どのようなレースをしてくれるか、楽しみもありますね」

マイネルネオスについて。
「ここ何戦か安定して使ってきていますし、大障害も勝っている馬ですので、何とかもうひと踏ん張りしてほしいなと思っています。10歳になりますが、年齢から来る調子落ちはありません。前回の阪神ジャンプS(障害4歳以上OP・芝3900m・9着)でも、62キロの斤量を背負っていましたし、ペースもこの馬には速かったですね。その点今回は、斤量も皆同じになりますし、ペースもこの馬には合っているのではないでしょうか。年齢的にズブさが出てきましたので、今回は拍車を着けて臨みます。今日も稽古で着けましたが、反応は良かったですよ。実績のある馬ですから、まだまだ頑張ってほしいと思っています」

ビービースカットについて。
「終いが切れそうで切れない競馬が続き、すごく惜しいレースもありました。そのような脚質からも、中山のコースの方が良いと思います。ペースも合っているでしょうね。飛越もうまいですし、スタミナもありそうですから、この距離も大丈夫だと思います」(取材・写真:佐々木祥恵)

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