7日、京都競馬場で行われた3R・2歳未勝利(芝2000m)は、武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気(単勝150円)ローゼンクロイツ(牡2、栗東・橋口弘次郎厩舎)が、中団追走から4角手前で徐々に進出すると、先に抜け出した4番人気ローズアライヴァルに3.1/2馬身差し切り圧勝した。勝ちタイムは2分02秒8(良)。さらに1/2馬身差の3着には2番人気マルカアプロードが入った。

　勝ったローゼンクロイツは、父がサンデーサイレンス、母が95年デイリー杯3歳S(G2)を制したロゼカラー(その父Shirley Heights)という血統で、全姉に01年フィリーズレビュー(G2)を制したローズバド(牝6)、叔父に02年オールカマー(G2)を制したロサード(牡8、父サンデーサイレンス)、03年セントライト記念(G2)を制したヴィータローザ(牡4、栗東・橋口弘次郎厩舎、父サンデーサイレンス)がいる。10月17日のデビュー戦(京都・芝1600m)ではオースミグラスワン(牡2)からクビ差の2着に惜敗していた。通算成績2戦1勝。