ウオッカの母タニノシスター、20歳で逝く

2013年07月13日(土) 11:34

タニノシスターの代表産駒、GI7勝の歴史的名牝ウオッカ(写真は08年天皇賞・秋 撮影:下野雄規)

 13日、2007年に牝馬としては64年ぶりの日本ダービー制覇や、2009年ジャパンCなどGI7勝を挙げ、2011年には顕彰馬に選考された超名牝ウオッカ(牝9)の生みの親として知られるタニノシスターが、9日午前4時30分に繋養先の北海道新ひだか町の岡田スタッドで亡くなっていたことが明らかとなった。20歳だった。

 タニノシスターは、1996年桜花賞に出走するなど現役時代に5勝を挙げ、繁殖入り後は9頭の仔を生み、4番目の子供にあたるウオッカが日本競馬史にも残る大活躍を果たした。

 タニノシスターの仔の現役馬は、タニノタキシード(牡3、栗東・角居勝彦厩舎)と、ラテルラルアーク(牡2、栗東・昆貢厩舎父ディープスカイ)がいる。

【プロフィール】
タニノシスター(牝)
父:ルション
母:エナジートウショウ
母父:トウショウボーイ
馬主:谷水雄三
生産者:吉田実

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