エイシンフラッシュ引退式〜関係者コメント

2013年12月23日(月) 17:24

2010年の日本ダービー、2012年の天皇賞(秋)などを制したエイシンフラッシュ(牡6歳、栗東・藤原英昭厩舎)の引退式が本日中山競馬場で行われた。なお、同馬は今後、北海道安平町の社台スタリオンステーションにて種牡馬となる予定。
 
エイシンフラッシュの関係者コメントは以下の通り。

●平井克彦氏(馬主)
エイシンフラッシュは亡き父・平井豊光にとってかけがえのない馬で、馬主人生36年目にして初めてとなるダービーオーナーの称号を与えてくれました。人生最後の寿司を食べたのも天皇賞(秋)の夜でした。残念ながら昨日の有馬記念は回避となりましたが、GIレースの出走回数が17回で3着以内も8回と、タフさと安定した強さには驚かされました。種牡馬として第二の人生をスタートしますが、父に似たハンサム・美人な子供が誕生するかと思いますので、子供も応援してください。今までたくさんの夢を見せてくれてありがとう、お疲れ様、そしてこれからもよろしく」

藤原英昭調教師
「いつも元気に表舞台に立っていましたが、そこに至る苦労を少しでも分かっていただきたく、エイシンフラッシュの軌跡を映像にまとめました。エイシンフラッシュは日本男児らしく、我慢強くひたむきに走り、弱みを見せない強さを持っていました。能力も高かったため、いつも考えさせられながら励みにしていました。ダービーの勝利は今後経験出来るか分からない貴重な体験です」

ミルコ・デムーロ騎手
「多くの方の前で勝つことが出来た天皇賞(秋)は、一生忘れられない思い出です。エイシンフラッシュは、決して諦めないとても強い馬でした。子供にもぜひ乗りたいです」

内田博幸騎手
「今は亡き平井豊光オーナーも天国で引退を見届けてくれているのではないでしょうか。エイシンフラッシュには難しい面がありましたが、能力がありスタッフが苦労して育てたことで、大きな栄冠につながったと感じています。自分が騎乗しなくなってからも、エイシンフラッシュの活躍を見て、彼の子供に乗りたいと感じていました。今まで夢と感動を与えてくれてありがとう、お疲れ様でした」

●社台ファーム 吉田照哉氏(生産者)
「とても均整の取れた馬体で、いつも毛艶が良く輝いていました。顔もキリッとしていて、まさにサラブレッドという馬でした。折り合いが難しく、騎手も苦労したようですが、うまく決まった時はとても強かったです。シンジケートは人気があり、たくさんの種付け申し込みをもらっています。サンデーサイレンス系の牝馬に種付けが出来るので配合もしやすく、良い子供が産まれると考えています。エイシンフラッシュがここまで活躍出来た要因である丈夫さを、子供もぜひ継いでほしいです」

提供:ラジオNIKKEI

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