【産経大阪杯(GII)】(阪神)〜キズナが今季初戦を快勝

2014年04月06日(日) 16:32

阪神11Rの第58回産経大阪杯(GII、4歳上、芝2000m)は2番人気キズナ(武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒3。1馬身1/2差2着に6番人気トウカイパラダイス、さらにクビ差で3着に1番人気エピファネイアが入った。

キズナは栗東・佐々木晶厩舎の4歳牡馬で、父ディープインパクト母キャットクイル(母の父Storm Cat)。通算成績は10戦7勝となった。

〜レース後のコメント〜
1着 キズナ(武豊騎手)
「いいレースが出来ました。自分のリズムで、自分のペースでレースをしたら、一番後ろからになりました。自分のタイミングで仕掛けたら直線はキズナらしい脚を使ってくれました。今年は大仕事を期待する馬、最高のスタートを切ることが出来ました」

2着 トウカイパラダイス(柴山騎手)
「折り合いもついて、いいペースのレースが出来ました。人気馬は決め脚もあるので、早め早めのレースを心がけてセーフティリードと思いましたが、キズナに捉えられました。休み明けを使われた上積みもあってか、状態も良くなって頑張ってくれました」

3着 エピファネイア(福永騎手)
「後ろにキズナがいて、メイショウマンボが動ける感じではなかったので、自分が動くしかありませんでした。いいタイミングで動いたと思いましたが、トウカイパラダイスも捉えられませんでした。4コーナーまでにグッと来てくれないのは休み明けの分でしょうか。秋2戦がスローペース、今回の速い流れに対応し切れない分もあったのかもしれません。でもこれで終わりではありません。悲観はしていません。これで変わると思います」

4着 カレンミロティック(池添騎手)
「逃げることも考えていましたし、ハナを切っても戸惑いはありませんでした。この馬のペースで3コーナー過ぎまで行けましたが、トウカイパラダイスに来られてきつくなりました。それでも、交わされてからもしぶとく頑張ってくれました」

5着 ショウナンマイティ(浜中騎手)
「すごくいい位置で折り合いもつきましたが、伸び切れませんでした。このレースをきっかけに本調子に戻ってくれればいいのですが...」

7着 メイショウマンボ(武幸騎手)
「うるさいのはいつものこと、秋華賞エリザベス女王杯もこんな感じでした。今日はペースアップした時に抵抗出来ませんでした。正直敗因がよく分かりません。今日は能力をまったく出していません」

提供:ラジオNIKKEI

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