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ロサギガンティア藤沢師「すごく楽しみ」/皐月賞共同記者会見

2014年04月17日(木) 14:00

すごく楽しみにしていますというロサギガンティアを管理する藤沢調教師(撮影：佐々木祥恵)

　4月20日(日)に中山競馬場で行われる皐月賞(GI・芝2000m)に出走するロサギガンティア(牡3・藤沢和雄厩舎)、バウンスシャッセ(牝3・藤沢和雄厩舎)について、管理する藤沢和雄調教師、及び、ロサギガンティアに騎乗する柴田善臣騎手の共同記者会見の様子をお届けする。

ロサギガンティアについて。
藤沢和雄調教師
「前走(スプリングS(GII・芝1800m・1着)は、スタートがあまり良くなかったのですが、道中の動きも良かったですし、初めての中山の右回りで強い勝ち方だったと思っています。
前走を使った後も元気が良かったですし、そんなに間隔があるわけではないですけど、順調に調教できています。
今日(4/17)はさほど速い時計を出さなくても良かったので、ゴール前だけ並べるかどうかという感じでした。今日も馬也でゴール前で並んで、その後1ハロンほど流しました。穏やかで引っ掛かることのない馬ですが、今日も良かったと思います。
大きな子で早くからレースに使い出しましたが、当時は立派な体を持て余し気味にしていたので、新馬の後の放牧は良い休みになったと思います。この頃は幾分良くなってきましたが、まだまだ良くなりそうですよ。
いつも競馬は頑張ってくれていますが、今回はさらにメンバーが強くなりますし、2000mは初めての距離ですから、そのあたりが鍵かなと思います。スタートの方は、ゲートを出てから1コーナーに入るまでの直線が長いので、普通に出てほしいですね。
前回は中山でうまくいきましたし、東京では直線が長かったので勝たせてもらえたのですが、今回はメンバーも強いし、上手にさばいてくれればと思います。
まだ成長して良くなってきていますので、すごく楽しみにしています。応援してください」

柴田善臣騎手
「今日(4/17)の追い切りは、前に2頭置いて、ゴール前は並んでも良いし、そのままでも良いという指示でした。前回のスプリングSと同様に変わりなく来ています。
デビュー当時は時間がかかりそうな感じを受けましたが、函館の新馬戦後、放牧を挟んで戻ってきて、秋に乗った時には丸っきり別の馬でした。放牧が良い休養になり、その間に成長できたのではないでしょうか。体も筋肉がついて丸みを帯びて良い感じになっていますし、レース振りも変わってきています。

とても成長して良い状態で臨めると思いますが、他の馬たちもそのような感じでしょうね。あとはレースを上手にした馬が良い成績を残せると思います。
折り合い面は問題ないですし、今の中山の荒れた馬場も心配していません。当日の状態次第で、チャンスは十分にあると思っています。
スタートはさほど上手ではないので、スタートが鍵になるかもしれません。ただその点も、その時、その時で考えて乗っていきます。
この馬自身、成長してきていますし、良い状態、良い雰囲気で臨めると思います。これからもっと成長していく馬でもありますし、皐月賞で良い結果が出るよう、人馬とも頑張りますのでよろしくお願いします」


バウンスシャッセについて、藤沢和雄調教師。
「前走のフラワーC(GIII・芝1800m・1着)で中山が2回目のレースだったのですが、とても強い内容で喜んでおります。
デビュー戦を勝った後の2戦は、成績が良くなかったのですが、中山の前走と2走前(寒竹賞・500万・芝2000m・1着)は本当に素晴らしい走りでした。
オーナーサイドも、1600mのスピード競馬よりはもう少し長い方が良いだろうということでしたので、追加登録料を払って皐月賞に出走させることにしました。
ここまで順調に来ていますので、今日(4/17)はそんなに速い時計ではなかったのですが、動きは良かったです。ただ今回は本当に強い男馬がたくさんいますし、2キロ軽いくらいではちょっと大変かなと思っています。
周りがみんな男馬なので、気負けしないように頑張ってほしいです」(取材・写真：佐々木祥恵)

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