リトルゲルダ重賞連勝、鮫島師「大きいところに行ける馬だと思っていた」/セントウルS

デイリースポーツ

2014年09月15日(月) 12:00

重賞連勝で夏の短距離女王に輝いたリトルゲルダ(手前)=阪神競馬場

 サマースプリントシリーズ最終戦「第28回セントウルS・GII」(芝1200m)は14日、阪神11Rに15頭で争われ、4番人気のリトルゲルダ(栗東・鮫島)が快勝。逆転でサマーシリーズのチャンピオンに輝いた。道中は先行争いを繰り広げる各馬を見ながら、好位の5番手を追走。勝負どころから徐々にポジションを押し上げていくと、直線では先に先頭立った1番人気のハクサンムーン(2着)を外から競り落とし、1馬身1/4差をつける完勝劇を披露。前走の北九州記念に続く重賞連勝で一躍、スプリンターズS(10月5日・新潟、芝1200m)の有力候補に踊り出た。勝ちタイムは1分7秒4。なお、2着ハクサンムーンから半馬身差の3着には2番人気のエピセアロームが入った。

 200m以上続いたデットヒートを、最後は丸田、こん身の左ステッキで振り切った。鞍上の声も弾む。「うれしいです。そのひと言に尽きます。相手よりも手応えがあったし、かわせると思った。シリーズ3戦目で一番状態もいいと聞いていたし、自信を持って乗りました」と力強く言い切った。

「最高にうれしい」と満面の笑みを浮かべたのは鮫島師。厩舎にとっては3日に登録を抹消し、種牡馬入りした12年パドトロワ以来2年ぶり2度目のシリーズ制覇。「これも何かあるよね。もともとパドトロワとともに短距離で頑張ってくれたらと考えていた。この馬は気持ちが強いし、大きいところに行ける馬だと思っていたんだ」とうなずいた。

 今回の勝利でスプリンターズSの優先出走権も手にした。指揮官は「夏に3回使ったし、まずは様子を見てから」と話したが、無事ならば当然、大舞台に向かう見通しだ。丸田は「GIII、GIIと連勝したし、次はGI。精いっぱい頑張ります」と力を込めた。新たなヒロイン候補が、先輩の思いも胸に、一気に短距離界の頂点を目指す。

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