フェノーメノ斉藤助手「東京は得意の舞台」/天皇賞(秋)共同会見

2014年10月29日(水) 19:59

「この馬の持ち味は良い脚を長く使えることです。持ち味を生かせる競馬が理想」と語る戸田博文厩舎の斉藤吉則調教助手(撮影:佐々木祥恵)

 11月2日(日)に東京競馬場で行われる第150回天皇賞(秋)に出走するフェノーメノ(牡5・美浦・戸田博文厩舎)について、戸田博文厩舎の斉藤吉則調教助手が共同記者会見に臨んだ。

「先週は蛯名騎手が騎乗してしっかりやってもらいましたので、今週(10/29)は馬の体を使わせて思い通りに走らせ、最後は気を抜かないようにある程度しっかりやるという形でした。良い調教ができたと思います。変にイレ込んでいるわけでもなく、適度に気合いも入って良い感じだと調教師も言っていました。秋に向けて宝塚記念を使わず、良い状態で放牧に出して、時間的に余裕を持ってこちらに早めに入厩させて、ここまでじっくり調教を積んできました。去年は宝塚記念を使って疲れが抜けきれなくて、秋は休むことになりましたので、そういう意味でも、今年は無理をしなかったのが良かったと思います。

 3歳時に秋の天皇賞で2着に来た当時は、古馬との比較など難しい面もあったと思うのですが、2着になったことは良い物差しになりましたし、古馬になってもっと良くなるなということが確信できました。

 ダービー2着、天皇賞でも2着に来ていますので、東京は得意の舞台だと思います。この馬の持ち味は、好位で競馬をしてロングスパートと言いますか、良い脚を長く使えることです。持ち味を生かせる競馬が理想ですね。

 実際に3200mの春の天皇賞を2勝していますけど、本質的にはステイヤーではないと思います。1番適しているのは、やはり2000mか2400mでしょう。良い馬場に越したことはないので良馬場で、枠も極端な枠でなければどの枠になっても、それほど心配はしていません。

 秋はここから3戦(天皇賞・秋、JC、有馬記念)を予定しているので、この後も良い流れで行けるように、ここで弾みをつけたいと思っています」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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