フィエロは福永がまたがり、栗東坂路でサトノキングリー(4歳1000万下)と併せ馬。ビシッと追われてパートナーと併入を果たした。4F52秒6-38秒3-12秒1。「動きはいいよ。状態は良さそう」と藤原英師は笑みをこぼした。2走前のマイラーズCでは2着。重賞に手が届く位置にいる。「まずはここを無事に突破してくれたら」と期待を寄せていた。

　スプリンターズSで5着に奮闘したベルカントは栗東坂路でケイティバローズ(4歳1600万下)に0秒6先着を決めた。4F53秒2-38秒7-12秒5。「相変わらずいい動き」と角田師はうなずく。今回はファンタジーSを勝った淀の7F戦。「右回りの方が走りやすいし、斤量(53キロ)もいい。適距離なら力を出し切れると思う」と自信をのぞかせた。