東京9R・百日草特別(芝2000m)は、2番人気のルージュバック(美浦・大竹)が差し切り勝ち。後方2番手から直線一気の豪快な競馬で大物感を感じさせる勝ちっぷり。先週のアルテミスSを勝ったココロノアイに続き、関東からまた一頭、素質あふれる牝馬が登場した。勝ちタイムは2分0秒8の2歳コースレコード。2馬身半差の2着は3番人気のベルーフ。1番人気のミュゼエイリアンはスタートで出遅れ、道中は馬群から離れた最後方。最後は大外から脚を伸ばしたものの、2着から3/4馬身差の3着に終わった。

　戸崎圭は「テンションが上がっていなくてホッとした。馬場が渋ってダッシュがつかなかったが、流れに乗ってからはずっと手応えが良かった。この時計だし、とにかく強い勝ち方」と絶賛した。大竹師も「きょうは言うことなしの内容。前走より落ち着いていました」と大満足。次走は様子を見て決める。